« 上海中医学留学生活 43週目 | トップページ | 上海中医学留学生活 45週目 »

2013年6月17日 (月)

上海中医学留学生活 44週目

上海での中医学留学生活、44週間目です。

今週はグッタリするような蒸し暑い上海だったのだけれど、学校の先生にいわせると、まだまだ本番ではなそうでさらにグッタリ・・・。
外国人が一般に日本人に抱く「親切で丁寧」な印象は、あるグループにとってはそうではないそうです。

■ すんごい蒸し暑い上海の夏

今週はひどく蒸し暑かった上海。
外に出ると、気温の高さによる不快感に加え、湿気のせいでまったりと空気が重い。
まるで流動体のような空間を移動しているようだ。

発表によれば湿度は80%後半に達していたそう。
気温も一番高い日で34度になり、みんなでグッタリしていた。
(東京では月平均でみる最高は70数%とのことなので、80%後半はやっぱり相当なものなんだろう (参照)

僕は去年から上海にいるのだけれど、上海に来たのはもう9月近くだったので「上海の夏」がどういうものかは今年が初体験になるわけだ。
「ジメジメしているよ」とは聞いていたけれど、これほどまでとは。

学校の先生に「上海の夏ってこんなに苦しいんですね」と行ってみたら、先生はニヤリとしながら答えた。
「まだまだ、上海の夏はこんなものじゃないよ、本当の夏はこれからだよ」。

マ ジ で す か?

■ せっせと自炊している

学校は午後に授業があっても16時には終わる。
少し復習をしても十分時間を確保できるので、毎晩夕食を自炊するようにしている。

ベランダの掃除を怠っていたのである放課後の時間を掃除にあて(すごく汚かった)、その翌日にテーブルをベランダに出して外でディナーを楽しんだ。

1372596909155.jpg

食事のそのものはカレー(日本の象徴)なのだけれど、このマンションは緑が多くキレイなので、気分はセレブのよう。

思えば日本で仕事をしていたころはこんなにのんびりと夕食を食べることなんて滅多になかった。
2年前のあの頃はまさか上海で、しかも自分が食事を作る側になって、こんな時間をすごせるようになるなんて想像もしていなかったなぁ。

その事を考えると、今となっては日常ともいえるヒトトキが、実はとても大切なものだと気づく。
さらに大事なことは、そのヒトトキをただ過ごすのではなくて、さらに将来にその質を高めるためにもっと意欲的に日々を過ごさなければいけないという点なんだよね。
具体的には、今は僕は学生なので、まずは学業をしっかりと修めることが必要になる。
といってもただ頭でっかちに勉強に励むのではなくて、キャリアを見据えた戦略的な行動も求められる。

間違っても「放課後は家でネットで映画(しかも日本作品)を見て過ごす」なんてNGなわけです。

■ 日本人のクレームが一番キツイ

ヨメの職場での話。

ヨメの務める職場はグローバル企業で、顧客を世界各地に持つ。
電話で顧客とコミュニケーションをすることがあるのだけれど、「日本の顧客が一番キツイ」と評判になっているらしい。

いわく、コミュニケーション中に「死ね!」などの暴言が出るのは日本くらいのものなのだという。
僕の前職はコールセンターのオペレーション部門だったので、「あるある」という感想だ。
でも外国の人からすれば、「あの親切で礼儀正しいといわれる日本人なのに!?」とショックを受けるのだそうだ。

「人はそれぞれだよ、国民性の印象でとらえてもしょうがないよ」というのは簡単だ。
これって、日本における中国人観にもあてはまるよね。

僕は前職で本当に沢山のクレームを対応してきた。
その過程で「人はその外観からは想像できない闇を抱えている存在である」という少々ひねくれた人間観を抱くに至った。
たとえば電車でおとなしく座ってるサラリーマンや主婦だって、実はその性格には闇が潜んでいるかも知れず、それは普段の生活に現れることはなくても、何かのスイッチで容易に牙をむき出すかもしれない・・・と。

おかげで、僕のヨメは同僚から心配されたらしい。
「ダンナさん、日本人だったよね?もしかして怒るとすんごく怖いの??」
・・・僕は草食系ですから・・・。

一方で、こんなエピソードを話す人もいる。
中国人の彼女はROCK LOVE!で(大好きなのはLUNAR SEAとGLAY)、口にピアスをして日本に旅行に行き、シルバーアクセサリを買い求めるという趣味がある。
そんな彼女が感心した様子でいう。
「中国ではこんなピアスをしている子は、性格がおかしいと思われる。でも日本に行くと、こんな私でも、みんな優しくしてくれる!」

人の性格は複雑だ、と自分でいっておきながら要約してしまうのは矛盾しているようだけれど・・・日本人の国民性というのは下記にまとめられるのだと思う。

 ・自分が顧客側の場合には(外国人を驚愕させるほどに)悪魔になる
 「こっちは金を払っているんだぞ!」etc...
 ・ところが逆にお客を迎える側になるととてもつもないホスピタリティを発揮する
  よく言われるような「日本の接客はアルバイトでも高レベル」や、今回の彼女のような外国人へ接する場合など

外国人が一般日本人に持つ印象というのは後者だ。
でも、きっと、商売上の取引で日本人と接する人は「みんながいうほど日本人は優しくないよ」って思っているのかもね。

« 上海中医学留学生活 43週目 | トップページ | 上海中医学留学生活 45週目 »

01 留学生活定期報告」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 上海中医学留学生活 44週目:

« 上海中医学留学生活 43週目 | トップページ | 上海中医学留学生活 45週目 »

プロフィール

  • こんにちは。

    僕はコールセンターでオペレーション部門のマネジャーだった元サラリーマンです。2013年より上海で中医学を学んでいます。
    →2019年の医師試験に奇跡的に合格、晴れて中医師に!
    →就職活動を始めるも、中国ビザ規定では「経験2年以上でないとダメ」、新卒じゃダメじゃん
    →ある外資系クリニックに事務系何でも屋として拾ってもらう(いまココ)

    ⇒プロフィール詳細はこちら ⇒↓よりもっと過去のエントリーはこちら
無料ブログはココログ