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2013年5月30日 (木)

Flashcards Deluxeを使って中国語の単語を覚えまくる(3)SRSについて

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今回のエントリーでは、Flashcards DeluxeとSRSについて簡単にまとめています。

■ 暗記で悩ましいこと1

フラッシュカードに限らず、暗記で悩ましいのは「覚えたつもりで覚えていない」ことです。
とくに単語のような短い情報は短時間で覚えることができるので、「今日はこんなに覚えられたよ!」とウキウキするのだけれど、翌日になれば「あれ・・・」と戸惑い、一週間も経てば「うわわ」とあまりに忘れていることに呆然とするものです。

そのため、学習者は日を(あるいは時間単位で)変えて単語リストを取り出してはせっせと読み直すのでした。
でも、その中には「これは何日経っても忘れていないな」と妙に脳に根を張るものもあったりして、それが効率を落とします。

みんな考えます。
「忘れた単語だけリストにならないかなぁ」と。

■ 暗記で悩ましいこと2

一方、学習理論のひとつにSRSというものがあります。
Spaced Repetition Systemというもので、直訳すると「間隔反復システム」といいます。
「忘却曲線」というと、聞いたことがあるひともいると思います。

・人はものを覚えたのち、1日後に急激な忘却が起きる
・思い出すためのエネルギー「節約率」は日に日に上昇
・節約率を良質に保つには、学習後に再度暗記を行うといいよ!

というものです。
ウィキペディアはこちら
(一般に解釈される「間隔を置いて学習することが暗記量を増す」、という意味ではないそうです・・・知らなかった)

***

この2つの概念を、Flashcards Deluxe上でミックスすることができます。

簡潔に説明すると、「間違いがちなカードは短い間隔で出題され」、「正解率が高いカードはしばらく出てこない」という状態を実現するものです。

■ もう少し細かい話

1)Flashcards Deluxe 的にどーなっているのか?

各カードにステータスが付与されています。
「NG」、「OK」それぞれに設定が施されます。

それぞれに間隔のウェイトが異なっており、前述の「間違いがちなカードは短い間隔で出題され」・・・という状態を作り出します。
これにより、誤りがちなカードについて(ソフトウェアの設定にもとづき)適切な間隔で再度出題されるようになり、より暗記を強化することができます。
一方で正解を重ねるカード(つまりは十分に覚えたといえるカード)の間隔はより長くなり、状況によっては「次は18日後」とずいぶん先のほうに放り込まれます(間隔がどうなっているかは画面に表示されている)。

2)なにをもって"OK"するのか

Flashcards Deluxeでは、「よし、このカードを覚えたぞ」というステータスを2種類持っています。

それは「correct 正解」と「strongly corrct 大正解」というものです。
言い換えると「覚えている(と思う)」と「自信を持って覚えているといえる!」という違いを持っています。

SRSでは各カードを10枚単位でめくることを1サイクルとしていますが、3回連続「正解」、あるいは1回「大正解」とすることで、カードにSRSの設定が付与されます。
ちなみに「覚えてないや」と判定すると、何サイクルでも繰り返し出題されます。
(なお、「正解」の状態をFlashcards Deluxeでは"active"と呼んでいます)

■ 参考リンク

Flashcards Deluxe アプリ
Flashcards Deluxe 日本語解説サイト (上海からはアクセスできない(涙))
『復習のタイミングを変えるだけで記憶の定着度は4倍になる』 暗記法ほか学習法についてとても参考になる記事がたくさんです

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プロフィール

  • こんにちは。

    僕はコールセンターでオペレーション部門のマネジャーだった元サラリーマンです。2013年より上海で中医学を学んでいます。
    →2019年の医師試験に奇跡的に合格、晴れて中医師に!
    →就職活動を始めるも、中国ビザ規定では「経験2年以上でないとダメ」、新卒じゃダメじゃん
    →ある外資系クリニックに事務系何でも屋として拾ってもらう(いまココ)

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