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2013年5月13日 (月)

上海中医学留学生活 38週目

上海での中医学留学生活、38週間目です。

今週は語学学校の中間試験が実施されました。
さらにその週末には、半年近く準備をしてきたHSK6級がいよいよ受験当日!
そのほか、語学学校のアンケートについて。

■ 語学学校と中国政府のアンケートを書く

月曜の授業で先生から2種類のアンケートが配布された。
ひとつは語学学校の満足度調査、もうひとつは中国政府主催の留学生向けアンケートだった。
後者は英語で書かれており、語学学校選定のアプローチや、生活の様子など細かく問う内容になっている。

「休憩時間に書いてくださいね、では授業を始めます」と先生。

僕はクラスの班長としてアンケートを回収するんだけど、まぁ集まりが悪い。
大人の学生はそれなりに真剣に書いてくれるのだけれど、若い学生・・・母国の高校を卒業してそのまま来ているような学生・・・は、休憩時間にこんなアンケートに時間を費やしたくないわけで。
露骨に「めんどくさーい」という子もいるし、それに応えてか先生も「まぁ適当でいいのよ」なんて、それ言うなよという発言をする。
しかもめんどくさいほうは「こっちはもっと適当でいいから」とか言っちゃう。

なんとか語学学校のアンケートは回収成功(内容は1ページしかない)。
でももうひとつのアンケート・・・20ページくらいあるし本格的・・・は当日には集めきれず。
その後、回収していない最後の学生は回答を放棄した。

満足度調査というのはとても重要な活動だ。
PDCAサイクルの 「C」の大きな要素を成している。
それゆえ確実なデータを回収する必要がある。

語学学校のアンケートは大きく2つに分類されており、満足度選択式(1~5)、設問ごとコメント自由筆記に分かれている。

満足度選択式の例:(5段階で「超不満」から「超OK」まで選択する)
 講師の発音は標準語か
 思考を補助しているか
 教育メソッドに工夫がみられるか(フツーの学生が判断できるのか?)
 などなど

設問ごとコメント自由筆記:
 導入して欲しい活動など意見があるか
 次学期も勉強を続けたいか
 などなど

まぁこんな感じの内容です。

ところで、「アンケート設計のミスあるある」で対策が見られるところでは・・・
・満足度選択式で「どちらでもない」がない
・満足度選択式で「不満」いかがある場合はコメントによる指摘必須
が先手を取っていて、感心。

でも、いまの回収アプローチだと、1.全生徒から回収できるかどうかも怪しく、2.内容の量も質も乏しく、あまつさえ3.得られたデータが事実と異なる・・・という結果になるだろう。

これは社会人向けの研修でもよくみられることだけれど、なぜかアンケートは「時間外にやってね」というアプローチが取られる。
社会人研修の場においては、ろくにアンケートも書かないでみんなさっさと帰ってしまうアレだ(僕は真剣に書くのだけれど、まず間違いなく最後に退室することになる。かなりエッセンスを絞ってすばやく書いていても、だ)。
語学学校においては・・・おそらくは社会人研修よりもアンケート提出に対するモチベーションが低い・・・なおさらだ。

この点で1、2の問題があらわれる。
しかしそれだけでなく3「得られるデータが事実と異なる」はPDCAにおいて致命的だ。

アンケート回収を通じて確認できた事象としては、「実態がどうであっても適当にスコアリングされる」である。
これが「まずまず満足」と「結構満足」の間で揺れ動くならばまだいいのだけれど、「不満」が「満足」に触れることもありえる。
それは、「本当は不満点があるにもかかわらず、(休憩時間を潰してまで)コメントせねばならないので偽りの評価を出す」だ。
ストレー子の場合、すべて「まずまず満足」にマークされていたが、彼女が利用していないサービス(送迎車の利用)の満足度も「まずまず満足」にマークされていた。

それらをクラスメイトに問いただしてアンケートの質を上げる労力は相当なものなので、僕は注意点を事務局に告げて提出するにとどめた(改善提案はしていない)。

これらを防ぐためにはどうするか?
簡単なことだ。授業の時間の一部を割いて記入させればいい。

通常行われる授業は40分*4コマ、の160分だ。
そのうちの1割を割くだけでかなり品質の高いアンケートを回収できるはずだけでなく、アンケートの企画意図のレクチャーまで行うことが出来るだろう。
(1割は割きすぎ?いやいや、語学学校の室の高い運営のためには決して無駄な時間ではない)

■ 中間試験がはじまった(そして終わった)

水曜から金曜にかけて中間試験が実施された。
各曜日に1つの試験が行われる。
記入が終われば各自好きなタイミングで問題を提出して退室することができる。

いずれの試験も詰まることなく解答することができ、早々に退室成功。
そのまま大学図書館に行って週末のHSKに備える、というルーチンを実施できた。
よかったよかった。

金曜の試験も早々に終了し、そのまま自宅へ直帰。
その2日後にHSK受験ではあるのだけれど、その日は自宅でゆっくりリラックスして過ごした。
ポテチを食べながらネットで日本映画を見て、のんびりランチを作って、読書をして・・・。

あぁ、公園でビールを飲めたら最高なんだけどな(下戸だけれど)。

■ HSK6級受験

というリラックスの後の土曜日はしっかりと再びHSK準備を行い、そして日曜にとうとうHSK受験。
昨年10月と同様、上海中医薬大学での受験です。

前回は僕を含めて3人しかいなかったのだけれど、今回は教室を埋め尽くす受験生たち。
9月の大学入学シーズン、そしてその事前の入学真正準備を考えるとこの時期が受験ピークなんだろうと想像。
PCを用いたオンライン受験で、ひとつの教室といえどそれぞれが異なる級の試験を解くことができます。

HSK6級は2時間近い受験時間なのだけれど、本番は集中力が研ぎ澄まされているので時間の経過があっという間です。

受験の手応えは・・・リスニングがかなり危険に感じました。
それ以外のパート(閲読、作文)は問題ないように思います。

結果は1ヵ月後に発表となります。
さてさて、どうなっていることやら。

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プロフィール

  • こんにちは。

    僕はコールセンターでオペレーション部門のマネジャーだった元サラリーマンです。2013年より上海で中医学を学んでいます。
    →2019年の医師試験に奇跡的に合格、晴れて中医師に!
    →就職活動を始めるも、中国ビザ規定では「経験2年以上でないとダメ」、新卒じゃダメじゃん
    →ある外資系クリニックに事務系何でも屋として拾ってもらう(いまココ)

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