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2012年6月19日 (火)

電子書籍活用 iPadでの利用とこれからの不安

前回『BOOKSCANプレミアム会員に依頼してみた』ではiPhoneでの利用を書きました。
今回のエントリーでは、5月末の台湾旅行でGETしたiPadでの現在の利用についてまとめます。

ひとまず電子書籍を閲覧するツールの選定を終えて落ち着きました。
今のところまったく不便なく利用しています。
一方で、今後に不安を覚えていることも事実なのでした。

■ 現在使用しているツール『Bookman Pro』

現在は『Bookman Pro』というツールを使用しています。
とくに問題もなく、便利に活用させていただいていますー、という感じです。

このツールを選ぶにあたっては、柿サイトを参考にさせていただきました。

PDF が読める iPad アプリ 10個を比較してみたよ

先の『BOOKSCANプレミアム会員に依頼してみた』でも書きましたが、何かを選択するときには「これはゆずれないぜ」というポイントを整理する必要があります。

電子書籍リーダーの選択の場合、僕は下記の点を考えました。
そのいずれにも対応しているのが『Bookman Pro』でした。

・右開きも開きも対応
日本書籍はほとんど右開きです。しかしiBooksをはじめとする多くのツールは左開きなのです。僕は日本書籍を主に読みますので、右開き対応アプリであることはかなり重要でした(まぁ右開きのみでも慣れちゃえばいいのかもしれませんけれど)。

・描画速度が速い
たとえばiBooksの場合、ページをめくった瞬間の表示はボケています。その後(そんなに時間はかからないけれど)さらに読み込みを行い、鮮明な表示となります。大した時間ではないのですが、「パラパラめくって読む」というときに結構ストレスがたまるんです。僕は速読をするので、「パラパラめくって読む」が出来ないことは厳しい。
Bookman Proは前後のページを先読みします。その時間さえ少し我慢すれば、感動的なほどに「パラパラめくって読む」が出来ます。このページめくりは本家サイトの動画でも紹介されています。

・見開き表示が出来る
文庫サイズの書籍を電子化した場合、iPadの縦画面表示ではスクリーンサイズの割に表示文字数がすくなく間抜けな感じです。上記の「速読」にも通じるのですが、横画面表示で2ページ分表示されれば、文庫本のリアルサイズにも近くなってサクサク読めます。

■ 将来の心配・・・

しかし、この『Bookman Pro』は現在はPDFのみ対応。
サイトには将来低にEPUB対応予定と書かれています。

電子書籍はまだまだ立上げの時期で、拡張子をはじめ混沌としています。
今後の行く末によっては、『Bookman Pro』以外のツールを検討することが容易に想像できます。

混沌の一端はこのサイトから垣間見えます。「・・・つまりどーなってんの?」というくらい混沌としています」。

たとえば、今年中に日本市場にAmazonが乗り込んでくるという報道があります。
しかしAmazonで購入した場合の電子書籍フォーマットはPDFではないし、EPUBでもありません。つまりAmazonで購入する書籍は『Bookman Pro』で読むことが出来ません。
もっというと、Amazonで購入する書籍はAmazonが提供する『Amazon Kindle』というツールでなければ読むことが出来ません。

ちなみに『Bookman Pro』が対応予定のEPUBは、AppleやSONY、Barnes & Noble(アメリカの大型書店)が推奨するフォーマットです。
こちらは少々期待が持てるかな・・・。でもAmazonがEPUBに対応する選択肢はあるのだろうか。

電子書籍の将来がいまいち不安なのは、この「縛り」なんですよね。
アナログからデジタルに切り替わることは利便性をもたらすのですが、「読む」という本質的な行為に「縛り」をもたらします。
また「ページを折ってしるしをつける」とか、「書き込む」、「マーカーで塗る」といった行為にも「縛り」が生じます。この、大変に原始的な、しかも読書において重要なアクションは、そもそもツールがそれに対応していなければいけません。

さらに悩ましいのは、このような付随情報(何ページを折ったとか、どこに書き込んだとか)は、全くツール任せなのです。
仮に(『Bookman Pro』がそうであるように)アプリが対応していたとしても安心できません。将来アプリを変更した場合の不安が残ります。
PDFは異なるアプリを横断できますが、この付随情報は横断できないのです。
つまり、アプリを切り替えると「書き込み」などが失われることを意味します。
そこまで業界団体は統一活動を行えていないのです(まぁ無理だろうなぁ)。

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    僕はコールセンターでオペレーション部門のマネジャーだった元サラリーマンです。2013年より上海で中医学を学んでいます。
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