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2012年2月27日 (月)

ゆううつな歯痛 01「原因不明」が「歯周病が原因」に変わった

ここ1年半ほどつきあっている左下奥歯の歯痛がある。

かかりつけの歯科医では、原因特定ならず。痛みがひどいときは鎮痛剤を飲んでだましだまし付き合ってきた。
今月になって、突然激痛となったことから、これ以上付き合い続けることに嫌気が差し、大学病院にいってみたら・・・歯周病が主原因ではないかとのこと。


***

左下の奥歯は常に重みを感じ、時に鈍痛をともなう。
かかりつけの歯科医はレントゲンを見て首をかしげながら「炎症が見られるが何が炎症の原因となっているかは不明」と診断している。

軽度であればバファリンを飲み、あるいは歯科医にいって同じ診断を聞いては帰ってくることを続けていた。「このままじゃよくないよなぁ、完治していないんだもんなぁ」と思いつつも、痛みが引けば忘れてしまう。ついつい・・・。

いろいろ調べると、歯痛が発端となって頭痛と肩こりが生じることを知った。
このふたつは在職時に(今もだけど)僕を悩ます存在だった。
2011年は特に仕事のストレスで免疫力が落ちていて、風邪の諸症状なのか歯痛が発端となっているのかもよくわからず、よく体調不良を感じては病院通いをしていた。

しかし、徹底的に探ってやろうと決意する出来事があった。

先週の初め、突然痛みが牙をむいた。
いつもの痛みが始まったかな?とボンヤリ考えていたけれどみるみるパワーを増す。
バファリンを飲むけれども、効果なし。

その日の晩は応急処置で過ごすしかなった。ネットで情報を検索してあれこれ試すけれども、どれもちょびっとだけ痛みを軽減させるも、やがて効果は薄れてしまう。
それは、ちょっとあんまりじゃないか、というほどの痛みだった。痛みとはヒトを無気力にするのだなとしみじみ感じた。

運の悪いことに当日は既に歯科医は予約で一杯。しかも明日は定休日。あさっての予約を入れた。
翌日、どうにか歯科医院に行き、事情を説明した。
しかし・・・彼の診断は前回と同じだった。とりあえず炎症対策の抗生物質と、痛み止めを処方してもらった。
さいわい、その痛み止めはテキメンに効いた。炎症も抑えられたのか、平時の痛みもやわらいだ。

でもあの痛みを爆弾として抱えることにはもうウンザリだった。
翌日、もう一度医師に相談する。いったい、どうしたらいいんだろう?

「抜本的な原因はわからないけれど・・・痛みがストレスになるというならば、神経を治療する?つまり、神経を抜くということだけれど」と医師は説明する。
丁寧に図解で説明してくれるが、結構エグイ施術だ。

痛みがなくなることはいいことだった。しかし、問題がある。
「神経を抜くということは・・・探知機がなくなるということですよね。炎症が起きても気づかない?」
医師はクールに答える。「そう。しかも、虫歯になっても気づくのが遅れる。炎症が治まっていなければ麻酔が効きにくいので、施術に痛みがともなう。日数もかかる。それがデメリット。でも、痛みがなくなるメリットがある」。

最後のカードとしてとっておくのはいいけれど、いまこのカードを選ぶことは時期尚早に思われた。

他の医師の意見を聞きたかった。
数日後、大学病院を訪れた。
これまでの経緯を説明する。問診。検査。レントゲン撮影。
最初は若いおねーさん医師が対応していたけれど、奥から先輩?みたいなちょっと年のいった人が現れた。
おねーさん医師から情報が口頭共有される。そして彼はレントゲン写真を見て、かるく自己紹介をしたあとに僕の口をのぞいた。

器具を使って、歯茎を刺激する。イタタタ。
反対の右側の奥歯の歯茎も刺激。あれ?こっちは痛くない。

「歯周ポケットが出来ていますね、きっとこれが原因でしょう。(おねーさん医師にむかって)では、消毒しておいてください」というと、彼は別のブースへ去っていった。
初期診察と、より精密な診察を、どうやら役割分担をしているみたいだ。

僕は残ったおねーさん医師に尋ねた。
「歯周病・・・。これまで、かかりつけの医師はシの字も出しませんでしたよ。どうして、診断が変わるんでしょう?」
「歯科医といっても、医師によって専門領域があるんです。さっきの先生は歯周病の専門なんです」とおねーさん医師。

この大学病院では、初診では治療を行わない。本日はこの消毒処置。
次の予約は3月中旬となった(予約が立て込んでいるが、それは大学病院ではフツーのことらしい)。
大学病院の診断が間違いなく正解であるかは、正直まだ安心できないと思う。
これからの治療の効果を見なければいけない。

***

今回のことは、ちょっとした出来事だった。

まず、ネットの活用によってかなりの知識を得ることになったということ(そしてその真偽を冷静に見定める観察力が必要であること)。
そして、医師の診察とは結局ヒトの行為であり、そこには複数の視点が機能することが理想であること(でも、それって現実問題難しいんだろうなぁ、ということ)。

このへんについては、別のエントリーにて。

(続く)

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